- 2024年09月26日
- 野鳥 動物
木道周辺を飛ぶ生き物たち
今日はサロベツ湿原センターの木道巡視を行いました。
日差しが暖かく、時折吹く風が気持ちよかったです。
今日の利尻です。頂上付近にしっかりと雲がかかってしまいました。少し残念です。
キトンボです。翅の基部から前縁が橙色で比較的識別しやすい種類です。飛んでいると目立ちますね。
ヒメリスアカネです。本来、翅の先端に褐色の小斑紋がありますが、稀に消失することがあります。本州にはリスアカネという別の亜種が分布しています。
クロヒカゲです。目のような模様が特徴のジャノメチョウの仲間で、幼虫はササを食べます。
マガン(左側の3羽)とオオヒシクイ(右側の2羽)です。マガンは成鳥になるとおなかに黒斑が出ます。またオオヒシクイはマガンより一回り大きいです。
豊富町や幌延町ではこの時期、耳を澄ますと「キャハン キャハハン」という声が空から聞こえてきます。
サロベツ湿原センターの木道は足元だけでなく空にも注目すると、また更にいろんな生き物たちとの出会いがあります。
大学生サブレンジャー 外岡