サロベツを調べる、保全する

サロベツ原野の動植物調査

サロベツ原野の旬な情報を湿原センターを始めとして様々な場所を通じて発信するため、そして、身近な自然の現状を記録し長期的な変化を把握するために、様々な調査を継続しています。

サロベツ地域の基礎データとなるようにデータを蓄積して、サロベツ地域の状況の把握と共にそこに生息する野生動植物の保護活動に活用していきます。

  • 開花情報、野生動物の確認情報の収集
  • モニタリングサイト1000
    森林・草原の鳥類調査(夕来、曲淵、中頓別兵安)
    ガンカモ類調査(サロベツ)
  • 冬季オジロワシ、オオワシ調査

外来種の駆除

2008年に国立公園区域内において特定外来生物であるオオハンゴンソウの群落が発見され、その翌年にはさらに2地点で新たに群落が発見されました。湿原植生への影響を懸念して、発見当初から除去活動を継続しています。
その結果、花をつけるまで生育する個体はなくなりました。しかし、発見以前に結実した種子や除去した際に残った根塊が地中にあるため、そこから発芽してきます。
除去作業開始から長いところでは5年以上が経過し個体数としては減ってきていますが、まだまだ発芽個体が出てくる状態です。根絶を目標にして活動は継続していきます。

また、2012年からはサロベツ原野周辺を含めた外来種調査を開始し、幹線道路沿いなどに外来種が多いことが確認できました(地図をクリックすると、拡大表示されます)。
今後も外来種がどの様に湿原地域に侵入してくるのかを監視していければと考えています。