- 2024年07月25日
- 植物
食虫植物の花 7/24
7月24日(水)は、久しぶりに晴れて過ごしやすい一日となりました。
サロベツ湿原センターの木道からも、約一週間ぶりに利尻山を見ることができました。
今日は、晴れた日だからこそよく見ることのできる、こちらの花をご紹介します。
この1センチメートルにも満たないとても小さな花を咲かせるのは、食虫植物の一つ、モウセンゴケです。
この花は、天気の悪い時には閉じてしまうことが多く、雨の日などはなかなか見ることができませんが、晴れた日にはこのように立派に咲いている姿を見ることができます。
食虫植物であるモウセンゴケは、赤い毛の先に粘り気のある液体がついており、そこで小さな虫などを捕えて消化し、生きるための栄養としています。
こちらは別の日に撮った写真ですが、毛先に小さな虫が捕えられているのがわかります。
モウセンゴケのような食虫植物は他の地域でも見ることができますが、近年は人間の活動によって自生地が著しく減少していると言われています。
サロベツ湿原は自生するモウセンゴケを見ることのできる貴重な場所の一つとなっているため、サロベツ湿原センターにいらした際には、ぜひ目を凝らして探してみてくださいね。
大学生インターン M.I