- 2024年07月15日
- 景観
稚咲内海岸を訪れました 7/15
7月15日(月)に、稚咲内海岸を訪れました。
今日の豊富町は朝から晴れており、海岸からは美しい利尻富士を見ることができました。
ところで、「海洋ごみ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
海洋ごみとは、海を漂っている漂流ごみや海岸に流れ着いた漂着ごみ、海底に沈んだ海底ごみの総称のことで、自然物に加え、プラスチックやガラスなどの人工物が含まれています。
この海岸にも、漁業で使われる道具だけでなく、ペットボトルや洗剤の容器といった日常的に使われるものが多く漂着していました。
また、これらの中でも、プラスチックごみが長期間、波・風・紫外線などによって5㎜以下になったものを「マイクロプラスチック」と呼びます。
海では、多くの生物が海洋ごみに引っかかってしまったり、間違えてごみを食べてしまったりすることが原因で命を落としています。
そして私たち人間も、魚を食べることなどを通してマイクロプラスチックが体内に入ることで、健康被害が出てしまう可能性も考えられます。
海洋ごみのおよそ8割は、私たちが住む街から発生しているといいます。
美しい自然を守るためにも、ポイ捨てをせず、使い捨てプラスチックの使用を見直すなど、できることから取り組んでいきたいですね。
大学生インターン M.I