光り輝く夏の湿原 220714

  • 2022年07月14日
  • 植物

光り輝く夏の湿原 220714

サロベツ湿原センター木道わきの最新開花情報です!

エゾカンゾウの季節は過ぎ、今年たくさん咲いてくれた花は早くも実となっています。



緑色の実が緑色の湿原にあるのでわかりにくいですが、沢山あるのがわかりますか?


夏空が似合うノリウツギ。日本で一番季節が遅く巡るサロベツでも、夏のお花へと移り変わりました。


今年はタチギボウシの蕾が数年振りでたくさん上がってきているので期待しています。


木道近くにエゾシカがいて、美味しそうに草を食べていました(本当は眩しいだけかもしれません)。エゾシカによるタチギボウシやエゾカンゾウの花などの食害も見られます。


ドクゼリは日本3大毒草と言われますが、お花は小さく可愛い花が集まっています。


食虫植物・モウセンゴケの葉がクルンと丸まり虫を抱きかかえていました!


そんなモウセンゴケの花も小さくて可愛らしい。か弱く可愛い顔はじつは危険・・・なのかもしれません。


ツルコケモモの花と、実になっている途中の花。


ノハナショウブは見納め時期です。


光り輝く夏の到来。サロベツの夏は、急ぎ足で過ぎていきます。


早野

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