- 2022年05月19日
- 植物
強風に吹かれる木道から 220518
昨日5月18日のサロベツは晴れた天気でしたが、油断していると吹き飛ばされそうな強風でした。サロベツ湿原センター木道わきの最新開花情報です。
ミツガシワが開花しました。白く散らばる繊毛はふわふわとした妖精のような印象です。
膨らみつつあるミツガシワの蕾です。これから水辺にたくさんの白い妖精が出現するのが楽しみです。
オオバタチツボスミレが咲き始めました。
一面に咲く紫色の花はサロベツに春の訪れを伝えてくれています。
ヒメシャクナゲの愛らしいピンク色をした蕾が大きくなってきました。
日が陰ると花を閉じるタテヤマリンドウですが、天気の良い日であればこのように寒色の花弁を見せてくれます。
タテヤマリンドウとヒメシャクナゲ。足元の密かで鮮やかな春の色が美しいです。
ミツバオウレンの花。ゴールデンウイークに降った雪で葉の多くダメージを受けたので今年は見られる数は例年より少ないかもしれません。
茎が伸び、ショウジョウバカマの花が上がってきました。花火の上がる音が聞こえてきそうです。
これから沢山のショウジョウバカマの花が打ちあがります。祭囃子と屋台の並びを妄想してしまいます。
ギョウジャニンニクの蕾が出てきました。
カラマツソウも蕾が伸びてきました。
コバイケイソウやエゾカンゾウなどの葉が成長してきて、茶色の地面も段々と緑色に変わってきました。
最北の冬の空気はまだ抜けきりませんが、季節の変わり目の木道散策も楽しいです。
小松