残雪の利尻山と花の季節のはじまりの木道 220505

  • 2022年05月05日
  • 植物

残雪の利尻山と花の季節のはじまりの木道 220505

サロベツでは昨日5月4日に雪が降り氷点下となりましたが、今日は一転して暖かですっきりと晴れ渡り散策日和です。サロベツ湿原センター木道わきの最新開花情報です。

林の中ではエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)が見頃です。

鮮やかな黄色い花とツヤのある緑の葉が輝いています。

後ろ向きで咲くザゼンソウと、オオバナノエンレイソウの蕾。

林の縁の明るい場所で少し群生しているヒメイチゲ。

こちらはギョウジャニンニクの下からこんにちは。 ※国立公園内は採取禁止です。

ミズバショウは見納め時期ですが、小さなものがぽつぽつと見られます。

今日は利尻山がスッキリと見えています。青空にたくさんツブツブと胡麻塩のように写っているのはマガンの群れです。頭上を通過したときは羽音もはっきりとわかるくらい低空でした。

ミズゴケからニョキっとコバイケイソウの芽。

カラマツソウの芽と、エゾカンゾウの芽。

ヤチツツジはデッキ2~3の間でこれから群生して真珠の森のような光景が見られます。

タテヤマリンドウが咲き始めました!

ガンコウランの葉も緑色に変わってきています。

一面茶色に見える湿原ですが、よく見ると花の季節の始まりを告げる小さな花たちがひっそりと咲いています。

早野

過去の記事