- 2020年08月10日
- 植物
サロベツ湿原 最新開花情報 200810
北緯45度のサロベツでは今、夏のお花と秋のお花が同時に見られるおもしろい時期です。

白いノリウツギの花が夏の青空に映えています。

アジサイ属のノリウツギです。

ナガボノシロワレモコウは、名前の「ナガボ(長穂)」のとおり、咲きながらお花と草丈もどんどん伸びてきます。

クサレダマが見頃です。横から見ると、三角錐の形が特徴です。

そしてなんと!湿原はすでに色付き始めています!さすが北緯45度です。早くも秋の足音が聞こえてきました。

秋のお花のサワギキョウも咲いています。

紫色と黄色のお花が多くなると、秋を感じるサロベツです。

ウメバチソウも咲き始めました。

こちらはネジバナ。

ミゾソバは、別名ウシノヒタイ。葉の形に注目です。

今時期木道わきでよく見られるコロンとした実は、7月に咲いたノハナショウブの実です。

夏の終わりのフェードアウトと秋のフェードインが、グラデーションのように入り交じる木道は、今しか感じられない瞬間です。
