- 2020年07月24日
- 植物
今日の木道【7月24日】
本日の木道の様子をご紹介します。
今日の気温は17℃程で、まったく夏らしくなく、ストーブを焚きたくなるような寒さです。
木道を囲むように咲いていたノハナショウブの季節もすっかりを終わってしまい、
徐々にタチギボウシの季節が巡ってきております。
一面の、という風になるのはもう少し後になりそうですが、
ぽつりぽつりと開花し始めております。
ノリウツギは満開で、湿原センター側から歩き始めるとすぐ目に入ります。
数日前に降った雨で生き生きとしています。
なかなか発見しにくいですが、クサヨシのあまり群生していない湿った場所では
ひっそりとモウセンゴケが花を咲かせています。
巡視に行ったのが14時頃で曇っておりましたので、花は閉じておりました。
小さな白い花が咲きます。
サワギキョウは早いものはもうつぼみが上がって咲きそうですが、
全体的には開花時期はもう少し後になりそうです。
ノビタキの雛が巣立って飛ぶ練習をしておりました。
まだあどけない顔をしていますね。
キツリフネの葉にマメコガネがお散歩しておりました。
とっても綺麗なエメラルドグリーンでした。
コキマダラセセリとエゾトラマルハナバチが、
競ってエゾノサワアザミの蜜を啜っていました。
この花にはよく虫たちが蜜を吸いに来ています。美味しいんですね!!
木道を歩くのは人だけではありません。
アカハナカミキリや…
ノビタキの雛も木道を歩いておりました!
お花は少し寂しく感じるかもしれませんが、4連休はぜひサロベツ湿原センターへ
足をお運びいただき、サロベツ湿原に生きる動植物に逢いに来てくださいね!
廣瀬