- 2020年06月19日
- 植物
今日の木道【6月19日】
本日のサロベツ湿原センターの木道の様子をご紹介します。
今週は雨の日が多かったので、湿原も水気を帯びて植物たちも嬉しそうです。
しっとりとしたミズゴケの上にひっそりと生きるモウセンゴケ。
木道巡視をしていたら、ノビタキのオスに遭遇。
近くで子育てでもしていたのか、ムッとした顔で怒られました…ごめんね…
少し歩いたところにエゾトガリネズミを発見!(お亡くなりになっていました…)
匂いがあるらしく、意外と食べられることなく残っている姿をよく見かけます。
トガリネズミのそばにはコツマトリソウが咲いていました。
一株から2輪咲いていると何となく得した気分になりますね。
エゾカンゾウは展望デッキの辺りでは満開になってきていました。
湿原全体で満開になるのはもう少し後になりそうでです。来週頃でしょうか…
↓展望デッキ付近の写真です
ちょっと珍しい、全部のつぼみが一気に咲いたエゾカンゾウ。
通常は一つか二つずつつぼみが開きます。
セイヨウオオマルハナバチに盗蜜されたエゾカンゾウ。
すっかり穴が開いています。
最後に、悲しいことに、つぼみを折って持って帰ってしまわれることがあります…
国立公園に来られる皆様が楽しめるように、そっと眺めてお楽しみください。
廣瀬