- 2020年06月11日
- 植物
今日の木道(6月11日)
本日のサロベツ湿原センターの木道の様子をご紹介いたします。
サロベツは朝から蒸し暑く、あいにくの曇り空でした。
ショウジョウバカマはまだいくつか花を咲かせておりましたが、
もうすでに種をつけているものが多くなってきました。
↓咲き終わったショウジョウバカマ
カキツバタがぽつりぽつりと開花し始め、緑色の湿原に青紫色がとても映えます。
ノハナショウブは湿原センターではまだこれからのようで、
つぼみが大きくなっておりました。
イソツツジはもう少しで満開となりそうな様子でした。
ふわふわと柔らかそうなお花がとても印象的です。
ヤマドリゼンマイはぐんぐん伸びて、
その名のとおり、ヤマドリの尾にそっくりに…!
ホロムイイチゴは満開のピークを少し過ぎて、
ちらほら花弁が落ちている花も見かけるようになりました。
ハクサンチドリの見頃はもうそろそろ終わりを迎えそうでしたが、
まだ数本残っているものもあり、色も個体差があってとても綺麗でした。
カラマツソウはちょうど花の盛りのようで、
花火のようにまとまって咲いており、とても可憐です。
木道全体の様子は以下のような感じで、
エゾカンゾウはまだまだこれからのようです。
↓咲く直前のバナナのようなエゾカンゾウ
サロベツ湿原センター木道では、6月下旬ころが見頃になるかと思われます。
このまま霜が降りるような、寒い日が続かないように祈っております。
廣瀬