- 2020年06月08日
- 植物
幌延ビジターセンターの開花状況(200606)
お客様からサロベツ湿原センターの開花状況と併せて、お問い合わせを頂くことが多い
幌延ビジターセンターの開花情報(6月6日時点)について少しご紹介したいと思います。
木道わきでは、湿原センターより一足先にカキツバタが開花していました。
幌延の場合は沼のほとりに木づがありますので、より水辺を好む花々の観察もできますよ。
今最も見つけやすいのは、ホロムイイチゴでしょうか。
木道沿いのそこここで、開花していました。
湿原センターでは、そろそろ見納めになりつつある、”湿原の女神”ヒメシャクナゲもまだ咲いていました。
非常に小さな花ですので、観察の際はよーく目を凝らして探してみてください。
今年はなぜか湿原センターでは見る機会が少ない、コツマトリソウも複数開花してました。
食虫植物、モウセンゴケのも出て来ていましたよ。
まだ数は少ないものの、ワタスゲも花穂を伸ばしていました。 これから暖かい日が続くと、さらに増えてくると思います。
ぐんぐん伸びてきているショウジョウバカマです。こちらもそろそろ見納めになりつつあります。
幌延ビジターセンターの木道も、改修工事が行われ真新しい展望デッキ周辺は、
ヤマドリゼンマイの鮮やかな黄緑色に囲まれていました。
デッキからの眺めです。↓
新しい木の香りを感じながら、沼のほとりを散策してみるのはいかがでしょうか? 川﨑