- 2020年05月10日
- 野鳥
5年ぶり?珍鳥マダラチュウヒ飛来
5月2日、海岸沿いの牧草地そばを飛翔するマダラチュウヒの♂を観察できました。
本種は東南アジアなどで越冬し、ロシア極東などで繁殖するタカの仲間なので、
国内で観察できるのは稀なのですが、
今は渡りのシーズンなので、北帰行の途中に立ち寄ったものだと思います。
黒と白のツートンカラーででファンも多いタカの一種です。
サロベツには、2015年に飛来して以来5年ぶりではないかと思われます。
上面は背と翼の黒色部で「錨型」の模様が現れるのが特徴です。
個人的には「牛の顔」にも見えますが・・・。
腹側は白色なのが分かります。
翼の先は黒い手袋をしているようです。その後この個体は数日間滞在したのち、再び北を目指し旅立ったようでした。
川﨑