稚内のハクガンとコハクチョウ

  • 2019年11月11日
  • 野鳥

稚内のハクガンとコハクチョウ

11月1日、北海道新聞にも掲載されていましたが、稚内の大沼にハクガンの幼鳥が飛来していました。

この個体は、ガン類にしては珍しく人間への警戒心がほとんどなく、
観察舎のすぐそばでハクチョウと一緒に採餌していました。
時々ハクチョウにつつかれているときもありましたが、お互いほど良い距離を保って行動しているようでした。

大沼はちょうどコハクチョウが多数飛来しており、湖岸などで休息していたり、
岸で採餌していたりしていました。

こちらは採餌中のコハクチョウ親子です。

よーく見てみると、嘴の縁がギザギザとしており、まるで鋸の様な形をしていました。
これがあるおかげで、水草や地上にある植物などをむしり取る事ができるのでしょう。
普段はこんなに近くで、見ることはできませんので、まじまじと観察してしまいました。

その後、このハクガンは大沼を旅立ってしまったようです。
またどこかで、会えると良いな~。と思っています。

川﨑

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