- 2019年10月28日
- イベント報告
【報告】10/23(水)豊富町内周遊ツアーが開催されました
10/23(水)に、豊富町内周遊ツアーが開催されました。
本ツアーは、一般社団法人豊富町観光協会さんの主催で、当日のガイドとコーディネートをサロベツ・エコ・ネットワークが担当しました。
今回は、豊富町の開拓の歴史と酪農体験をテーマとした内容です。毎年人気のツアーで、募集開始してすぐに定員となりました。
最初は「豊富牛乳公社」さんの牛乳工場の見学です。こちらは日本最北の生乳の牛乳工場。生産する場所と牛乳工場がすぐ近くなので、とても新鮮な牛乳が出荷できるんだそうです。
次に「サロベツ湿原センター」で、豊富町の開拓と酪農の歴史、そして湿原との共存についての映像を見ました。
「旧・庄内小中学校」の校舎内では、山形県庄内から入植されてきた酪農家の2代目・伊藤満さんがお話をしてくださりました。
厳しい自然との闘いだった開拓のお話を聞いたり、貴重な郷土資料展示を見学しました。「朝日と夕日を見ながら、酪農に携われていることが幸せです。」というシンプルな言葉が印象的でした。
お昼は「カフェMOOMOO」さん。酪農をされながら、週末にカフェをされている山木さんご夫婦です。
今日のツアーのために作って下さったスペシャルランチ。
食べ放題のお芋!ゲラントの塩で。幸せなお味でした。
MOOMOOさんといえば、しっとりふわふわのシフォンケーキです。なんとサービスで珈琲と共に出してくださいました。
午後の部は、幸せの黄色いハンカチが目印の「菅原牧場」さんへ。牛舎見学をさせていただきました。
酪農家さんの若きホープ!菅原翔太さんです。
放牧することで牛さんの足腰が鍛えられ、海からのミネラル豊富な牧草をはみ、夏涼しい。素晴らしい環境で育つ牛さんの牛乳、美味しいわけですね。
みんなで記念撮影。丘陵地帯にある牧草地からは、利尻山も眺められて絶景でした。
つづいてサロベツ原野を一望できる「宮ノ台展望台」へ。
青々とした牧草地と黄金色に変わっている湿原のコントラストという、秋ならではの景色が見られました。
最後は「大規模草地牧場」へ。夏のシーズンに子牛を放牧する場所で、周氷河期地形の日本離れした広大で美しい風景です。
酪農の町・豊富町を巡るとても盛りだくさんのツアーでした!