- 2019年03月21日
- お知らせ
【報告】世界湿地の日記念「サロベツ子ども交流会」
平成31年2月2日、世界湿地の日を記念して「サロベツ子ども交流会」を開催しました。
今回は環境省の子どもパークレンジャー活動(※1)の一環として実施し、
浜頓別町のクッチャロ湖ジュニアガイドアカデミーの子ども達と一緒に活動しました。
※1 子どもパークレンジャー活動(以下JPR)
自然保護の大切さや自然とのつきあい方、また生き物に対する思いやりの心など、
豊かな人間性を育むことを目的として環境省レンジャーと一緒に国立公園などにおいて
自然観察や自然解説による自然環境学習などを小中学生に体験してもらうプログラムです。
最初にお互い活動している湿地の特徴やどんな活動しているかなどを発表しました。
(サロベツの発表)
発表後に動物を探す班、植物を探す班に分かれ、円山地区の北側の森へ行きました。
動物を探す班は、痕跡や足跡などを探しました。
どこにいるかなぁ~?
植物を探す班は、木々の枝やササ、枯れている花などを探しました。
雪の中に埋もれている木々の枝を見つけました。
アカエゾマツの純林の中に、じゃいあんハウスがありました!
アカエゾマツの木が積雪の影響で折曲り、そこに雪が積もると屋根になり、中が空洞になります。
その名のとおり私も入れるくらいなので、子ども達だと5名~6名入ることができます。
その他、積雪の状況を調べたり、雪の層を観察したりしました。
積雪は例年より少ないことが分かりました。
このミズナラは樹齢が200年~300年とも言われています。
昔からサロベツ湿原を見守ってきたミズナラの長老です。
それぞれいろいろと探し終え、湿原センターへ戻り、
グループごとに見てきたものを体で表現してもらいました。
皆さん分かりますか?
最後にそれぞれ活動のまとめとして新聞記事を書いてもらい、発表して終了しました。
次年度も浜頓別町の子ども達を交流活動を行ない、お互いが活動している湿地について理解を深める活動が
できればと考えております。
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