サロベツの大地とあなたを結ぶ

1月26・27日に書籍『エゾユキウサギ、跳ねる』を購入していただいた方を対象に動物写真家、富士元寿彦氏がサロベツ湿原センター周辺でユキウサギ観察会を行いました。
26日(初級者向け・3時間)、27日(上級者向け・7時間)に分けて行いました。

初級者とは言っても、スキー又はスノーシューで3時間歩くので、スキーやスノーシューをやったことがある人向けです。

初級者の参加者は3名でした。富士元さんと付き添いの自分を入れると4人がスキー、スノーシューが1人でした。

ウサギを探す前にオオモズが現れました。今季初認です。

その後も、他に鳥が出てウサギを探す前に満足してしまいました。

気を取り直して、富士元さんを先頭に歩いていきます。

晴れてくる予報でしたが、雪が降ってきました。それでも探します。

前を歩く富士元さんがウサギを発見しました。

真ん中の少し左の枝の後ろにウサギがいます。目から下が隠れていて、耳はたたんであります。

100mくらい離れていましたが、残念ながらウサギはすぐに逃げてしまいました。いたところには寝床の穴が掘られていました。

この時10:30でした.目的も果たしたので、あとはゆっくり帰るのかと思いきや、富士元さんは何事もなかったかのように次のウサギを探し始めました。

結局湿原センターに戻って来たのは12:30になりました。歩いた距離は4km程度。雪が柔らかかったため、スノーシューの参加者はついていくのが大変そうでした。

ウサギだけでなく、途中、カラ類などの小鳥にも出会いました。
ウサギもどうにか見えましたので、参加者は満足してくれたと思います。

27日の上級者の参加者は4名でした。

1名スノーシューの方がいましたが、長距離なので、スキーを借りていただいて、全員スキーになりました。

まず湿原センターの近くにあるウサギの寝床を案内してもらいました。タカなどの捕食者から身を護るために、木や草の間で穴を掘って寝ているそうです。

上級者なので、前日よりも遠くへ探しに行きました。

湿原の中に湧き水が出ているらしく真冬でも凍っていないところがありました。

東側の防風林の近くまで行きましたが、ウサギは見つかりませんでした。泥炭採掘跡地を通った帰り道に、前日にウサギを見つけた寝床を確認しました。

6時間探してもウサギは見つかりませんでした。

湿原センターの近くまで戻って来た時に、林の中にエナガがいました。

なんとかウサギを見つけたいので、あきらめずに湿原センターの周辺も探しました。

ほどなくして、ついに富士元さんがウサギを見つけました。

距離は遠くないのですが、ササや枝が邪魔で見えにくいところにいました。

地面にうずくまるようにじっとしていました。目が見えます。

ちょっと角度が変わると見えません。
もっと見えやすい角度がないかと探している間に逃げてしまいました。

この日、歩いたのは12kmでした。
一日中歩きましたが、最後は他の鳥も見え、大変だったものの終わってみれば、参加者は満足しているようでした。

今回は富士元さんの本の購入者向けでしたが、年に1回くらいこのようにウサギを探してみるのもいいかもしれません。

長谷部