サロベツ湿原 最新開花情報180614

  • 2018年06月14日
  • 植物

サロベツ湿原 最新開花情報180614

サロベツは6/10の朝に気温が氷点下となり、遅霜の影響がお花に出ています。 エゾカンゾウは順調に伸びてきていたところでしたが、花や蕾のついていたものが、首下からだら~んと曲がってしまいました。 遅霜を逃れたエゾカンゾウが、ぽつりぽつりと咲いています。見頃時期は例年ですと、6月下旬~7月初旬です。ド根性系と後発隊が見られるといいなあ、と思います。 なお、近くの稚咲内(ワカサカナイ)周辺の海岸草原は遅霜の影響を受けていませんので、 エゾカンゾウをご覧になりたい方は、オロロンラインの方へも是非足をのばしてみてください。 カラマツソウは、遅霜の影響がなく綺麗に咲いています。内周で見られます。 タテヤマリンドウも見頃です。デッキ1~2の間の周辺と、展望デッキ~林内通行止区間手前の間で見られます。 カラフトイソツツジ。白く可愛らしい花が球状に多数つきます。 ツルコケモモが咲きはじめました。高層湿原を代表する花で、英語名はクランベリーです。 ほっぺの赤いホオアカです。コバイケイソウの上に乗ってさえずっていました。 ワタスゲの白いふわふわの穂が、緑の湿原に映えています。初夏の木道散歩にどうぞお越しください。 早野

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