サロベツの大地とあなたを結ぶ

平成27年5月28日、サロベツ湿原ペンケ沼清掃活動を行いました。
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利尻礼文サロベツ国立公園のサロベツ湿原は、ペンケ沼やパンケ沼等、大小様々な湖沼が点在する優れた風致景観を有しているほか、春と秋にはオオヒシクイ等の水鳥が数千羽単位で飛来する日本最大の中継地となっています。そのため、平成17 年にはラムサール条約湿地に登録され、またBird Life International による重要野鳥生息地にも選定されています。しかしながら、豊富・幌延の町界に位置するペンケ沼では、昭和初期の排水路整備により、上流の生活圏から多量の土砂やゴミが流入するようになり、国立公園の風致景観や水鳥の生息地としての環境が損なわれている状況にあります。

そこで当活動では、ペンケ沼周辺の湿地環境の保全のため、カヤックを活用してペンケ沼及び周辺の河川流域において清掃活動を行うとともに、ゴミの発生源対策として地域住民等への普及啓発を行います。
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当日回収できたゴミの総重量は60㎏となりました。ゴミの多くは牧草ロールのラップ、発泡スチロール類、ペットボトル類等です。タイヤ等の大型の粗大ゴミもありました。

また、ペンケ沼及び流入河川の下エベコロベツ川は野生動物の宝庫とあって、オジロワシ6羽、その他チュウヒ、タンチョウ、オオハクチョウ、ダイサギ、コサギ、カワセミ等の野鳥を観察することができました。
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(オジロワシ)

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(ダイサギとコサギ)

さらにペンケ沼の北側に昨年までは無かった場所にアオサギのコロニーもありました。
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一番驚いたのは、水位低下により沼が干潟のようになっていたことです。今年は雪が少なかったことも関係しているとはいえ、とても心配な点です。
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当活動はこれから月1回程度実施する予定ですので、随時情報を更新していきます。
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