- 2014年03月27日
- お知らせ
140327サロベツ自然情報
近年、エゾシカによる被害が新聞紙面を騒がせていますが、ここサロベツでもエゾシカによる被害が、湿原や砂丘林の植物にも確認されています。
冬場の砂丘林内の樹皮剥ぎの様子です。
小さいものは、すべて食べられています。
こうした現状を少しでも確認、記録しておくために、調査用のスキーと自動撮影カメラを準備して、調査を実施しました。
これらの機材の購入には、「住宅エコポイント/復興支援・住宅エコポイント」からの環境寄付(51,772円)を活用しています。
調査(2月9日)の様子です。
エゾシカの足跡、食痕等があった場所に自動撮影カメラを設置して、エゾシカの撮影を試みました。
何度か失敗し、設置場所、設定等を変更した末に、エゾシカを撮影することに成功しました。
次年度は、活動場所をはじめ、活動時間帯、活動時期など、より詳しい生態について調査していきます。
この活動に興味を持ち、参加したい方、より詳しい話を聞きたい方は、遠慮なくNPOまでご連絡下さい。
また、ここで調査状況を紹介していきます。