- 2017年10月15日
- イベント報告
【報告】 エコモーDayを開催しました!
“サロベツの自然と農業を楽しむ1日”
10月9日(月・祝)、サロベツ湿原センターにて「サロベツ・エコモーDay2017」を開催しました。
当日はあいにくの雨模様。それでも屋外のイベントも含めて全て予定通り実施できました。
玄関前では子牛と牛乳缶が来場者をお出迎え~。
毎年人気の「はしご車」と今年初お目見えの「自走式モアコンディショナー(牧草を刈り取る機械)」です。
センターの館内もだんだん人が増えてきました。
エントランスでは「とよとみくん」が歓迎してくれました。
パネル展&クイズラリーは過去最高となる100人が以上参加。
会場内の各イベントに参加してスタンプを集めると牛乳をもらえるスタンプラリーも初めて実施しました。(景品の牛乳は今年も豊富牛乳公社さんからご提供いただきました)
なまら!!サロベツ∞クラブの小学生たちも雨の中よく頑張りました。
湿原に関するクイズなどを織り交ぜながら、楽しく秋のサロベツ湿原を案内してくれました。
アロマスプレー作りでは、アロマテラピーについて詳しい話を聞いてから…。
参加者が湿原植物の香りをイメージした好きなオイルを選び、自由にブレンドしてオリジナルスプレーを作って楽しみました。
屋外では、はしご車からの湿原展望が人気を集めていました。(今年も豊富の消防署の皆さんが秋の火災予防運動PRの一環としてお越しいただきました)
地上15mから草紅葉の湿原を一望できました。雨降りでも素晴らしい眺めです!
新車だという「自走式モアコンディショナー」は9m幅で一気に牧草を刈り取れる優れた機械です。(今年もJA北宗谷さんのご協力で展示していただきました)
運転席に乗れてとっても楽しそうな子供たち。ですが、なんと1台のお値段は5,000万円もする高価な機械だそうです。家が買えてしまいますね。
普段は一般に公開されていない浚渫船ですが、この日だけは特別に乗ることができました!
さらに、浚渫船に乗ってお仕事されていた方からお話が聞ける解説ツアーもあり、貴重な機会として好評でした。
色々回ってお腹が空いてきたら、レストハウスや物販コーナーへ。今回は初めて特産品販売のブースも出していただきました。
レストハウスでは、温かい豚汁うどんやおにぎり、バター&コーン入りいももちなどが、この日限定で提供されました。
「cafe MOO-MOO」さんは絶品のシフォンケーキ、「サロベツファーム」さんはお肉のうまみたっぷりなソーセージやスペアリブを販売していただきました。
「ベーカリー夢工房」さんはもちろん美味しいパン!お昼頃には完売していました。
「伝承の会」さんはイタドリの塩漬けやキムチ味や中華味の商品。珍しくて美味しい♪と注目が集まっていました。
お腹が満たされた後は再び館内へ。ヨシの穂を使ったクラフト体験では…。
可愛いフクロウが出来上がり~。ふわふわです。
ホッキ貝クラフトコーナーでは素敵な作品が完成です。
「北海道しめっちカルタ」のカルタ大会は、白熱した勝負が繰り広げられました。
最後は高橋先生(NPO法人北海道水文気候研究所 理事長/元・北海道大学助教授)による講演会です。
湿原と関わり始めて50年以上という高橋先生のお話はとても興味深く、サロベツからインドネシアまで世界を股に掛けた内容でした。その根底に流れているのは、「測る・続ける・考える」という研究姿勢です。
長年に渡ってデータを蓄積し、それを分析しることで初めて見えてくる自然の変化。基礎的な研究の重要性を改めて感じさせられました。質疑応答の時間にはサロベツ仙人こと地元の村元さんからのお話も聞け、充実した時間となりました。
寒い中、会場に足をお運びいただいた来場者の皆さま、本当にありがとうございました。また、出展団体・協力団体としてとして、イベントにご参加・ご支援いただいた関係者の方々、ボランティアとして運営を支えて下さったエコモー☆サポーターや高校生・大学生の皆さま、大変お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します(来年は晴れますように!)。