風車建設計画位置図

  • 2016年08月26日
  • 景観

風車建設計画位置図

道北地方(稚内市、豊富町、幌延町、天塩町、猿払村) の風車建設計画位置図を作成しました。 風車位置国立公園地名縮小 大きな画像は以下のリンクよりご覧ください。 http://sarobetsu.or.jp/npo/wp-content/uploads/2015/06/6d259c9805e5299ea33bf40af3dc4865.pdf 着工済みのものについては既存風車に加えています。 緑色の表示は位置が定まっていないものです。 引用される際には サロベツ・エコ・ネットワークと記載願います。 この地図をぜひご覧になってください。風車の数の多さに驚かれると思います。 当地域には利尻礼文サロベツ国立公園をはじめとした巨大な建造物がない360度の広い空間の景観を求めて、多くの人が訪れます。中でもサロベツ原野はラムサール条約湿地、IBA(重要野鳥生息地 )に指定されています。当地域全域が国内の重要な渡り鳥の中継地であり、天然記念物であるオジロワシ、オオワシ、タンチョウ、マガン、ヒシクイが生息し、その他重要種であるチュウヒ・クマゲラ・シマアオジなど影響が懸念される種が多数生息しています。 私たちは自然エネルギーの重要性を認識しています。しかしながら、当地方における風車建設計画は、 経済産業省の送電線の新設計画を元に、豊富町の西部など一部の地域を除いて、無秩序に進行しています。このままでは道北地方は風車に覆い尽くされ、素晴らしい景観や貴重な野生生物の生息環境が損なわれてしまいます。この現状をぜひ知っていただき他と思います。私たちは以上の景観や野生生物の点を踏まえて時間をかけて検討・議論した上で、風車建設の適地を慎重に選定するべきと考えます。 はせ

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