- 2025年06月22日
- 植物
250622 天気とエゾシカの気分次第
花の時期に入りお客さんもひっきりなしに訪れる中
わたしはただただ今年のエゾカンゾウのピークがいつになるか気になっています。

花自体が多く咲いていても雨で撮りに行けなかったり、天気がいい日まで待とうとするとエゾシカの食害で花数を減らしてしまったりと、自然の難しさを実感します。
すべては自然の成すがまま、気分次第。
大きな目立つ花より小さかったり地味なものを撮ってしまうのですが、
小さい中でも目立つもの ツルコケモモです。

群落といってよいのかわかりませんが、同種だけで小規模な丘を形成し表面を覆うように生えているので、ピンク色が目立ちます。
地味なもの マユミです。
散策路の中でも林に近い部分で咲いています。

花の形からツルシキミ(ミカン科)にも似ていますが、こちらはニシキギの仲間です。
林の中では早春美しく咲いたエゾノリュウキンカの実が観察できます。
キンポウゲらしいイガ栗状の実が弾けスパイスの八角(スターアニス)のような姿に。

雨の日が多いためカタツムリの仲間もたくさんいました。

親子ではなく別種で、大きい方はヒメマイマイ小さい方はオカモノアラガイです。
望月