- 2020年05月28日
- 植物
雫の宝石・雨上がりの木道(200526)
5/26、前日から未明にかけて久しぶりの雨模様となったサロベツ湿原。
植物たちにとっては、恵みの雨になったことと思います。
翌朝、雨の上がった木道を巡視していると、咲き始めた花々にはまだ雫が残っており、
普段とはまた一味違う植物たちの姿がありましので、少し紹介したいと思います。
こちらは開花が始まったミツバオウレンです。
花や茎についた水滴がまるで宝石のようにも見えます。
ヒメシャクナゲも同じく水滴が滴っていました。
こちらは水滴を多数つけたホロムイスゲを上から見たものです。
なんだか、植物ではなくガラス玉をつけた装飾品のようです
こちらはそろそろ見納めになりつつある、ヤチツツジです。
水滴をよ~くみると周りの風景が逆さまになって映り込んでいるのが分かりますよ。
タテヤマリンドウは曇天や雨の時はつぼんだままですので、この時も花を閉じていました。
こちらはショウジョウバカマです。
開花期を迎え、現在第2デッキ周辺を中心に見ごろになりつつあります。
久々の雨を喜んでいるのか、一段と色が映えて見えました。
こちらはヤチヤナギです。 樹木全体に多数水滴が残っていました。
植物観察というと、天候のいい日ばかりを考えがちですが、雨上がりの観察も、ひと味違う雰囲気を味わえて良いのではないかと思えました。
川﨑