- 2019年09月09日
- イベント報告
サロベツ・エコモーDAY2019が開催されました!
9月7日(土)に、サロベツ・エコモーDAY2019が開催されました。
イベントは朝から大盛況でした。
自然再生パネル展&クイズラリーでは、大人も子供も夢中になってクイズに答えていました。クイズを通して、湿原の成り立ちや、湿原と人の関わりについて学ぶことができました。参加者全員がもらえる飲むヨーグルトは、濃厚で美味しかったです。
屋外スペースの展示も、充実していました。
干し草を敷き詰めた『牧草ベッド』は、子供たちに大人気。草の茎が少し痛いものの、干し草の香りに包まれてリラックスできます。一度横になれば、気づいたころには、夢の中…。
屋外展示で目を引いたのが、消防署の方々による、はしご車の展示です。乗車体験の列は途切れることがありません。地上十数メートルから周囲を眺めて、どこまでも続く湿原の広さを肌で感じることができました。
屋台は、午前中からにぎわっていました。鮭ちゃんちゃん焼き、スペアリブ、鹿肉料理、たこ焼きなど、どれも食べたくなるものばかり。鹿肉ステーキは、さっぱりとしていて美味でした。
午後には、地元小学生による、木道ガイドが行われました。子供たちの堂々とした説明に、参加者は聞き入っていました。
エコモーDAY講演会&座談会では、山本寿昭さんと豊富牛乳公社さんから『~つなぐ、つながる農業、そして地域づくりへ~』をテーマにお話があり、後半は高校生との座談会が行われました。高校生からは、鋭い質問が飛び出し、会場は盛り上がりました。湿原の保全と農業の効率化を両立することは、以前からの課題であり、幾多の困難を地域で一丸となって乗り越えてきたことがわかりました。多くの方々の努力と苦労があって、豊富のおいしい牛乳が飲めることを改めて感じた一時間でした。
当日会場に足を運び、イベントを盛り上げてくださった方々、本当にありがとうございました。また、イベントの運営や出展に関わって下さった方々にもお礼申し上げます。