- 2019年05月15日
- 植物
サロベツ湿原 最新開花情報 190514
木道わきでは小さな花々が星が瞬くように咲いています。
タテヤマリンドウは晴れた午前中に思いっきり開いて咲きます。デッキ1~2の間と、展望デッキ~林内の間を探してみてください。
ヤチツツジはとても小さく見つけにくいかもしれませんが、特にデッキ2~3の間で群生しています。
ミズバショウは今の時期広範囲に点在して見られるのですが、昨日5/13の豊富町の朝の気温が0.4℃となり、ミズバショウだけがかなり萎れてしましました。
エゾノリュウキンカ。林内の木道わきで咲いています。
オオバナノエンレイソウは大きな白い花びらが清楚で上品です。
オオバタチツボスミレが咲き始めました。湿原に咲くスミレです。咲き始めでまだ下向きでした。
ヤチヤナギの葉が出てきはじめました。指で強めに擦ると、ローズマリーのような爽やかな香りがします。
「あの葉っぱは何ですか?!」とよくご質問のある、コバイケイソウです。ぐんぐん伸びて、花は例年6月中旬~7月上旬頃に咲きます。
「湿原のジャニーズ」と命名しました、ノゴマです。ハンサムフェイスで脚が長く、さかんに歌って雌を惹き寄せます。
この時期はすっきりと澄み切った日が多く、利尻山の残雪の山肌が浮かんで綺麗です。1日2往復(6月からは3往復)する沿岸バスも風景によく合います。小鳥たちのさえずりを聞きながら、春の湿原散策をお楽しみください。