春といえば…? 230411
強風ふくサロベツ湿原ですが、その風も冷たい風ではなく、少し暖かさ(個人的感覚)を感じるものでした。
これは植物も同じ感覚を感じているかもということで、少し湿原センターの植物の様子を伺ってきました。
駐車場にツクシ(スギナ)が生えていました。人によって春を感じるモノは様々あると思いますが。「つくしんぼ」を挙げる方は多そうですね。
森林エリアの水辺にてミズバショウが開花しています。北海道に住んでいる方はミズバショウの方が春の告げる植物の代表格という意見も出そうですね。
いやいや、「ふきのとう」の方が春の象徴でしょうという声も挙がりそうですね。因みに、湿原センターに生えているフキはアキタブキという種です。
ここでマイナーですが、湿原センターならではの春の植物を紹介します。この小さくて開花しているかとても分かりにくい植物は「ガンコウラン」といいます。花がどこにあるか分かりますか?
この小さなピンクの花は、見つけられるとうれしくなる、「小さな春」ですね。
この芽キャベツのようなつぼみはエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)です。今はキャベツですが、暫くすると鮮やかな黄色の花を咲かせます。
植物ではないですが、これも春を感じられるモノの一つ、カエルの卵もありました。恐らくエゾアカガエルのものでしょう。
仕事の昼休みに軽く木道を歩いただけでしたが、たくさん春を感じること出来ました。
これからの季節が楽しみですね。
小松