サロベツ湿原とは

1万年ほど前、サロベツ周辺は海とつながる大きな湖でした。
そこに生えた植物が枯れて、分解されないまま泥炭となって積み重なり、
6千年以上の年月をかけてできたのが今の湿原です。
栄養の乏しい高層湿原では、厳しい環境に適した様々な植物が次々と花を咲かせます。
また、春と秋にやってくるオオヒシクイをはじめ、多くの渡り鳥がやってくるなど生き物の宝庫であり、
世界的にも重要な湿地(ラムサール条約湿地)として認められています。

1年中楽しめるサロベツ湿原の見どころ PICK UP!

ポイント1日本一の高層湿原!

ラムサール条約に登録されており、世界的にも重要な湿地のひとつです。また、「利尻礼文サロベツ国立公園」の一部でもあります。

ポイント2広い空と地平線

日本のどこにもない雄大な景色が360°広がります。
春先は蜃気楼が見られることも。美しい星空もまた格別です。

ポイント3季節の花々

5~9月にかけて多くの花々が入れ替わるように咲いていきます。
サロベツを代表する花「エゾカンゾウ」は、1つの花が朝開いて夕方に閉じてしまう一日花です。見頃は、6月下旬から7月初旬のほんのひと時です。
自然のままですので気候条件等により、良く咲く年もあればあまり咲かない年もありますが、どうか一生懸命咲いている姿を温かく見守って下さい。

>季節の花カレンダー

ポイント4野鳥たちの楽園

夏はノビタキやチュウヒが繁殖のために飛来し、春と秋にはオオヒシクイやコハクチョウなどの渡り鳥たちが休息のためにサロベツに立ち寄ります。冬はオオワシ、オジロワシが渡ってきます。

>季節の鳥類カレンダー

ポイント5

氷河期時代の生き残りとされるコモチカナヘビや、世界最小の哺乳類として知られるトウキョウトガリネズミなどの珍しい生き物も。また、絶滅の恐れが高まっている希少種「シマアオジ」も生息しています。

>シマアオジについて

この他にも多くの動植物の宝庫となっています。詳しくはこちらをどうぞ。

サロベツいきもの図鑑

湿原データ

面積

  • サロベツ原野

    20,000~24,000ha
    東西約5~8㎞、南北約27㎞

  • サロベツ湿原

    6,700ha
    東京ドーム約1,400個分
    日本国内の湿原で3番目の規模
    高層湿原の面積は日本最大

歴史

  • 1965年

    国定公園に指定

  • 1974年

    現在の名称で国立公園に指定

  • 2004年

    現在の名称で国立公園に指定

  • 2005年

    ラムサール条約湿地として登録
    上サロベツ自然再生協議会が発足

  • 2011年

    サロベツ湿原センター開館