
ラムサール条約に登録されており、世界的にも重要な湿地のひとつです。また、「利尻礼文サロベツ国立公園」の一部でもあります。

日本のどこにもない雄大な景色が360°広がります。 春先は蜃気楼が見られることも。美しい星空もまた格別です。

5~9月にかけて多くの花々が入れ替わるように咲いていきます。 サロベツを代表する花「エゾカンゾウ」は、1つの花が朝開いて夕方に閉じてしまう一日花です。見頃は、6月下旬から7月初旬のほんのひと時です。 自然のままですので気候条件等により、良く咲く年もあればあまり咲かない年もありますが、どうか一生懸命咲いている姿を温かく見守って下さい。


氷河期時代の生き残りとされるコモチカナヘビや、世界最小の哺乳類として知られるトウキョウトガリネズミなどの珍しい生き物も。また、絶滅の恐れが高まっている希少種「シマアオジ」も生息しています。
この他にも多くの動植物の宝庫となっています。詳しくはこちらをどうぞ。
湿原データ
面積
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サロベツ原野
20,000~24,000ha 東西約5~8㎞、南北約27㎞
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サロベツ湿原
6,700ha 東京ドーム約1,400個分 日本国内の湿原で3番目の規模 高層湿原の面積は日本最大
歴史
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1965年
国定公園に指定
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1974年
現在の名称で国立公園に指定
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2004年
現在の名称で国立公園に指定
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2005年
ラムサール条約湿地として登録 上サロベツ自然再生協議会が発足
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2011年
サロベツ湿原センター開館
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