木道のようす 昼間と花と夕暮れと 220818
サロベツ湿原センター木道わきの最新のようすです!
少し前まで青々としていた湿原は、お盆を過ぎたこの時期早くも黄色く色付きはじめています。
サロベツの秋は、紫色と黄色の花でフィナーレとなります。サワギキョウの濃い紫色が美しいです。
花は下から咲き、咲き終わった花はすでに実になっていて、上の方ではまだ蕾が見られます。冬が迫る秋に咲く花は、実になるペースがとても早いです。
ハンゴンソウ(反魂草)はお盆前後に咲きます。
エゾリンドウが咲きはじめました。春から続いたお花リレーの最終ランナーがついにお目見えです。
ナガボノシロワレモコウは名前のとおりナガボ(長穂)の花です。
ヒメシロネの葉を指で強く擦るとミントのような香りがしますよ。
ミミコウモリは花の先が少し開いた状態で開花です。
ミゾソバは別名「ウシノヒタイ」。葉が牛の顔に似ていることから名付けられました。
キツリフネは林内で見られます。木道わきは夏のお花と秋のお花が同時に見られ、空気も夏と秋のグラデーションが入り混じっています。
そして夕方。息をのむような美しい風景が広がっていました。秋は夕暮れ、夕日の差して山の端いと近うなりたるに・・・。黄昏時の木道散歩もおすすめですよ。
早野