コモチカナヘビ

母親がお腹の中で卵を孵し、子トカゲの姿で生まれてくるという爬虫類としては変わった生態を持つトカゲの仲間。大陸では、ロシア極東~ヨーロッパ北部に広く分布するが、日本では宗谷地域の湿地や草原で見つかっている。少し肌寒い晴れた日に、日光浴のために出てくることがある。サロベツ湿原センターの木道で観察することができるのは非常に稀である。