ペンケ沼
ペンケ沼は人が近づけないサロベツの中心に位置し、サロベツで最大規模のガンカモ類の渡りの中継地です。特に、オオヒシクイの中継地としては国内有数の場所です。
ペンケ沼は昭和初期に下エベコロベツ川に接続され、上流から土砂が流入し堆積したため、沼は南北に分断され、水深が浅くなり、水面の面積が昭和初期の半分程度まで減ってしまいました。50年後には沼が消滅するとも言われており、オオヒシクイを始めとしたのガンカモ類の中継地を保全するために、河川からの土砂流入の防止するなどの抜本的な対策が必要です。