幌延町の浜里地区の海岸線から少し内陸に入った場所の稚咲内砂丘林で砂が採取されています(2020年6月20日)。砂を採取する際に木も伐採されます。砂を掘ると水がたまって池ができます。この水は砂丘林からでてきたものです。
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2つある沼の右側に国立公園の境界があり、左側がその特別保護地区です。そのすぐ境界まで砂を掘っています。このまま砂の採取が続くとその境界より右側の砂丘林はすべてなくなってしまうかもしれません。
![](https://i0.wp.com/sarobetsu.or.jp/npo/wp-content/uploads/2020/08/林.jpg?resize=600%2C338)
ここでも砂を掘った場所に水がたまっています。その水は右下の国立公園内の沼からでてきたものです。このままでは幌延町内の稚咲内砂丘林の沼がすべて失われてしまうかもしれません。
![](https://i1.wp.com/sarobetsu.or.jp/npo/wp-content/uploads/2020/08/沼.jpg?resize=600%2C338)
私たちは国立公園である稚咲内砂丘林を保全していくために、今後も活動を続けて行きます。
長谷部