250609 初夏の白花
本日は風が強い中巡視に行きました。
なので写真はブレブレですがご愛敬ということで…
今たくさんの種類が咲いている白い花を紹介します。
まずは、イソツツジ
まだまだ開花したてですが、咲けば咲くほど丸くなる花球がかわいいです。
こちらは今年は不作の予感がするコバイケイソウ
蕾が少ないなぁと思っていたら案の定そのままの数で開花を迎えました。
近づくと1輪1輪が分かるでしょうか。
コバイケイソウとは反対に当たり年のホロムイイチゴ(1枚目)とマイヅルソウ(2枚目)
どちらも花期がそこそこ長く、数も多い今年は見ごたえがあり長ぐ楽しめるお花です。
最後に内周でこんなのを見つけましたので、ご紹介。
何かしらの要因で花びらの一部が欠損したコツマトリソウです。
一枚一枚が桜の花びらのようにハート型になっていてかわいいです。
普通虫に食べられ足り破れたりすると12時方向の花弁のように縁が茶色くなりますが、この個体のほかの部分は茶色くなっていなかったので、先天的に欠損したものと思われます。
欠損や分化異常、帯化など植物はダメージを修復する過程でいろいろな状態になりますが、
面白いものも多く、見つけると面白いです。
ダメージを受けても咲く花の強さも生物として魅力的ですね。
望月