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2024/8/20 長い花といい香り

8月20日(火)、すっきりと晴れて暖かい午前の木道巡視でした。

 

利尻富士が立派に見えています!

 

今日は特徴的な香りのする植物を2種類紹介いたします。

1つ目はヤチヤナギ

木道周辺で多く見られる高さ30~50cmほどの低木です。

一見ただの地味な植物に見えますが、ハーブのような爽やかな香りがします!

この香りには、すぐれたリラックス効果があるとか。。

 

2つ目はイソツツジ

こちらも同じように葉を優しく擦ってみると、なんだか独特な香りがします。

アイヌの人々はこの葉をお茶に使っていたそうです。

この2種は似た場所に生えているので、ぜひ探してみてください!

 

続いては巡回中に発見したとても長い花

ナガボノシロワレモコウという植物で、名前の通り長い穂状の花をつけるのですが

この個体はそれがとっても長い!

僕が今まで見た中で一番の長さでした。

ナガボノシロワレモコウは木道周辺で多く見られるので、

中でも特大サイズのものを探してみるのがおすすめです!

最後は林内に咲いていたオオバセンキュウ

セリ科の植物は似ているものが多いので

それぞれにどんな特徴があるか、じっくり観察してみてください!

 

今日は壮大な利尻富士を見ながらの木道巡視でした。

巡視中、目の前でハイタカの狩りが繰り広げられるという思わぬ出来事もあり

いつ何が見られるか分からないのがまた面白い場所だなと思いました!

 

大学生サブレンジャー 前原