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8月3日 木道巡視(動物版)

今日は雨が降りパッとしない天気でしたが、雨で植物はより美しく鮮やかに見え、小さな虫たちの姿も確認することができました。

今日はその小さな虫たちを紹介します。

この子はスジコガネと言います。葉っぱを食べるそうです。

このカタツムリはオカモノアラガイと言い、触角に生息しているのはロイコクロリディウムという吸虫だそうです。

この寄生虫はカタツムリの触角に寄生してイモムシのように擬態し、だまされた鳥がこれを捕食し、鳥の体内で卵を産み、鳥の糞と共に卵が排出され、その糞をカタツムリが食べて再びカタツムリ侵入する。というサイクルを行っているそうです。

この子フクラスズメの幼虫です。フクラスズメはチョウ目ヤガ科で、名前の由来はスズメが羽毛を逆立てて冬の寒さに耐える様を「ふくらすずめ」と呼び、丸っこくて毛に覆われた様子をこのガに当てはめたそうです。