サロベツ湿原センター木道の花 7/11
7月11日(木)は曇りがちな一日でしたが、時折強い日差しが顔をのぞかせていました。
今回は、現在湿原に咲いている、紫色の花について紹介したいと思います。
こちらの濃い紫色をした花はカキツバタ。
見頃を過ぎ、この花を見ることができるのも残りわずかとなりました。
そして現在、特に見頃を迎えているのはノハナショウブです。
この花もカキツバタと同じアヤメ科で、とてもよく似た姿をしています。
湿原では下の写真のように、黄色いエゾカンゾウが見頃だったときとはまた違う、ノハナショウブが咲き誇る美しい景色が広がっています。
最後に紹介するのは、薄い紫色をしたこちらの花。
オオマルバノホロシといい、林の中にひっそりと咲いていました。
ナスの仲間で、受粉後には約1cmの赤い楕円形の実をつけます。
小さくも凛とした花がとてもかわいいです。
今回は、サロベツ湿原に咲く紫色の花を3つご紹介しました。
ノハナショウブは今が見頃、オオマルバノホロシはこれから見頃を迎えます。
湿原にお越しになる方は、ぜひ探してみてくださいね。
大学生インターン M.I