240529春の木道から
季節が春となり、木道から見ることができる花も増えてきました。
ミツバオウレンが見頃です。まるで花弁のような白いがくと一見雌しべ雄しべのような小さい黄色い花で構成された花です。
ショウジョウバカマも見頃です。濃赤~白色の円形に複数花をつけます。地面から段々と茎をのばしていくことにより花の位置が上がってくるのが花火の様で美しく、個人的にお気に入りです。
タテヤマリンドウも見頃です。日の光のある午前中に青~白色の花を開きます。それ以外は花が閉じてしまいますので「満開の様子」を見る条件が他の花と比べ限定的ですが、是非見ていただきたい風景です。
数が少ないですが、ヒメシャクナゲも見頃です。ひな祭りに使われるぼんぼりのような淡いピンクの色合いの行灯を思わせる可愛い花です。
オオヤマフスマも見頃です。1~2.5cmの小さな花ですが、枝分かれした先からどんどん花を咲かせるので、意外と目立つ花です。
ミツガシワも見頃です。レースのようなひらひらが花弁についており、ふわふわとした雰囲気の花ですが、氷河期を生き残った実力者です。
ホロムイイチゴが咲き始めました。皺のある3~5つに分かれた葉を持つイチゴです。
コツマトリソウも咲き始めました。大きめの白い花弁が7枚ほどある花です。花の形状が何となく蓮の花を連想してしまいます。
ハンノキハムシが活動を始めました。木道を代表する昆虫の一角だと(勝手に)思っているので、今年もコバルトブルーの輝きをたくさん見れたら嬉しいです。
小松