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砂丘林の砂採取と立ち枯れ

幌延町オトンルイの風発群の裏側の砂丘林で砂が採取されていました(2023/8/21)。

砂が採取されている場所はもともと砂丘林だったところです。伐採された枯れ木が見えます。ここは残念ながら国立公園の外側に位置します。

砂採取地は沼のようになっています。この水はそばの砂丘林から染み出てきたものです。

採取地は砂丘林に囲まれているため海岸の道路沿いからは見えない位置にあります。

パワーショベルを水奥深くに突っ込んで砂を採取していました。

音類の国立公園外にはあと一かしか砂丘林は残っていません。残りはすべて伐採され砂が採取されてしまいました。伐採跡地にはヤナギが植栽されていますが、もともとの植生ではないですしあまり育っていません。採取跡地のそばの砂丘林は風や近隣の砂採取の影響で立ち枯れが目立っています。

近年採取された場所です。周りの木に立ち枯れが起こっています。国立公園の特別保護地区の際まで砂が採取されています。

砂採取地が植栽されていますが、そばの林の木が立ち枯れ背後のかつてあった長細い沼が干上がり湿原のようにになっています。