春らしくなった木道(4月21日)
久々に木道巡視に行ってきました。
わたしは今月でやっとサロベツの季節を一巡りです。
サロベツ湿原の今をお届けします。
こちらはコバイケイソウ
周りの蓑(みの)は昨年まで葉脈の一部で、春まで新芽を暖かく守っています。
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ギョウジャニンニク(プクサ、アイヌネギ)
春になると食べたくなる人もいるのではないでしょうか。
※サロベツ湿原および国立公園内での採取は禁止されています。
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マンネンスギ
ふと見ると先の方が茶色く変色していました。
これはマンネンスギが杉ではなく、胞子で増えるシダ植物である証拠です(胞子嚢穂の跡)。
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エゾニワトコの新芽
アフロ頭を手で抱えたような面白い形をしています。
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春らしい風の強い日ではありましたが、新しい春に芽吹きだした植物を見ることができてよかったです。
今日の利尻は先に雲がかかっていました。
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望月