木道のようす 秋色の気配濃く 220826
サロベツ湿原センター木道わきの最新のようすです!
8月26日(金)は一日不安定な天候でしたが、午後から徐々に回復してきました。
雲が多い中、隙間から利尻山が薄っすらと顔を出しています。
下の方から花が咲いていくサワギキョウは、先端の部分を残すのみ。
これからはエゾリンドウの季節。徐々に咲き始めています。エゾリンドウが咲き終わると、春から続いたお花リレーの終わりとなります。
高層湿原に育ち、触るとクッションのように柔らかいミズゴケ。とてもふわふわです。
葉っぱが牛の額のような形をしているミゾソバ。別名はそのまま「ウシノヒタイ」。花は白くて小さい。可愛いです。
実は熟して刺激を与えると種が弾け飛ぶキツリフネ。花の後ろにある突起はバランスをとるだけにある面白い花です。
木道にいて一枚だけ撮れたハネナガキリギリス。この後すぐに草むらの中に隠れてしまいました。すっかり秋の気配が濃くなっているサロベツでは、動植物は冬に向けてすでに準備がはじまっています。
大学サブレンジャー T