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サロベツ湿原最新開花情報+木道のようす210820

夏の花の見納め時期と秋の花のはじまりが入り混じるグラデーションの季節です。


緑だった湿原は、秋色に移り変わってきています。


背が高くなったヌマガヤが風に揺れています。聞こえるのは虫の声だけ。


秋の特等席。


今夏の少雨と高温のせいか、ナガボノシロワレモコウも元気がありません。


モウセンゴケがまだ見られました。下にはすでに実が膨らんできています。


サワギキョウも見納め時期。


木道の隙間から。エゾナミキソウ。


可愛いミゾソバは、ぜひ近づいて見てくださいね。


サロベツ湿原のお花リレーのフォナーレを飾るのは、エゾリンドウ。


美しい紫色です。


ツルコケモモの実が赤くなってきました。秋ですね。今年はたくさん花が咲いたので、実も多く見られます。※国立公園は採取禁止です。


折り重なる季節。一人で歩く、誰かと歩く、ベンチに座って風に吹かれる。戻ってくるときには少し心がほぐれる木道です。


(早野)