【報告】シマエナガ伝道師と歩く!冬のサロベツ原野散策♪
1月16日(土)、シマエナガ伝道師と歩く!冬のサロベツ原野散策♪をサロベツ湿原センターで開催しました。
今回は阿寒在住の自然写真家「山本光一」氏(前田一歩園財団)をお招きし、近年その愛くるしさから人気が高い「シマエナガ」のスライドトークショーを行い、シマエナガを含めた北海道の野鳥の生態や魅力について学びました。
まず、最初に前田一歩園財団から第11回一歩園ジュニア自然環境賞奨励賞の表彰式!
同財団には助成金などで何度かご支援いただいた経緯があり、このたび豊富町教育委員会のご推薦のもと、なまサロの活動が認められ奨励賞を受賞しました。
前田一歩園財団ホームページ
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サロベツ湿原の魅力などを次世代を担う子ども達へ伝えるべく、更なるステップアップを目指して、活動を継続していきます!
表彰式後に山本氏によるスライドトークショーを行いました。北海道を代表する野鳥の話や、名前に「シマ」が付く野鳥のクイズなど子ども達は大盛り上がり!
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次はシマエナガの生態の話となりました。
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実際の重さは何と7g!7円と一緒の重さということで、どれくらい軽いのか体感しました。
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北海道のシマエナガ、本州のエナガのはく製を確認しました。
違いを確認できる貴重なはく製です。
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(シマエナガ)
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(右:エナガ)
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シマエナガの巣はどこにあるのかクイズ!
天敵から身を守るため、巣を作る場所の自然環境に擬態させて作ります。
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巣も実際に持ってきて下さったので確認することができました。
巣材は草本、地衣類、蜘蛛の巣等。フカフカで保温効果抜群のようです。
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巣作りの映像も見ることができました。せっせせっせと巣材を運んでいる映像が何とも可愛いかったです。
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湿原センターの周辺よりは、みんなが通う小学校の周辺の自然環境を好むということも教わりました。
また、そういった環境がもし失われれば、シマエナガも見れなくなるため、身近な自然も大切にしないといけないということも学びました。
最後にシマエナガの教材としてクリアファイルとポストカードをいただき、サイン会もしました。
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当日は猛吹雪に見舞われたため、実際にフィールドワークには行けなかったですが、シマエナガを含む野鳥について学ぶ良い機会となりました。
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(※当活動は北海道新聞野生生物基金の助成を受け、実施しています。)