サロベツ湿原だより12月号 + 木道のようす
「サロベツ湿原だより12月号」は、冬のはじまりの湿原です。
_____
12月1日の木道のようすをご紹介します。
白色と黄金色となった湿原です。
サラサラの粉雪が木道に積もっています。
「ヤチツツジ」はパッタリと葉を閉じ、冬支度は万全です。
「ヤチツツジ」は絶滅危惧種ですが、この時期とても目立って見えるので、こちらの木道わきではたくさん見られるのが良くわかります。
ドライフラワーとなった「タチギボウシ」。
昨シーズンは少雪だったため、積雪が立枯れの「ノハナショウブ」よりも低い珍しい年となりました。今シーズンはどうなりますでしょうか。
「ミズバショウ」の冬芽。
デッキ下の「ミズゴケ」にも雪が吹きかかっていました。
展望デッキ下の氷の上にも雪です。
「トドマツ」の緑色と雪のコントラストは、色の少なくなる冬にひときわ鮮やかです。
木道は現在一部改修工事中です。詳しくは下記にあるリンクをご覧いただき、散策の際には十分ご注意くださいませ。
ひんやりと澄みきった風が、冬のはじまりを感じます。お越しの際は、暖かい恰好でどうぞ。
(早野)
【お知らせ】(10/26-3/31)センター木道改修工事による一部通行止め
【お知らせ】サロベツ湿原センター冬季開館のご案内