湿原の舞妓さん・マイコアカネ
9月4日、幌延ビジターセンターの木道沿いでは
マイコアカネが複数飛び交っていました。
近づくとすぐ飛び去るものも多いのですが、たいていの場合はなわばりをもっているので
しばらくするとまた同じ場所に戻ってきていました。
本種の特徴はオスは顔が青白くなることです。
和名の”マイコ”もこの青白い色が舞妓さんの化粧のように美しく見えることが
由来になっています。
何とも上品な名前ですね。
ノハナショウブの種と。
湿原には複数のアカトンボの仲間がいますが、
本種は中でもきれいに見える仲間だと思います。
気温が下がり、一層秋らしくなってきたサロベツですが、
トンボの舞はもうしばらく続きそうです。
川﨑