【参加者募集!】バックヤードツアー好評開催中です。(シーズン予定も掲載中)
湿原は夏の花々へと移り替わり、早くも秋の花が咲き始めたサロベツ湿原ですが、
ご好評のバックヤードツアーは10月までまだまだ開催中です!
そもそも、バックヤードツアーとは何だろう?という方のために説明いたしますと、
普段は立ち入り禁止となっている調査用木道を特別にガイドと歩いて湿原の奥へと向かい、
サロベツ湿原の魅力に触れながら自然再生の取り組みをご紹介するツアーとなっています。
今年は7/4(土)~10月の毎週1,2回程度(主に土日中心)開催予定です。
今後の開催予定日と詳細は以下をご覧ください。
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お申込み:サロベツ湿原センター
TeL 0162-82-3232
e-mail center@sarobetsu.or.jp
時 間: AM9:45~12:15
※PM13:30~16:00
※日程によっては午後も開催する場合もございます。
午前/午後行う日程に関しては、以下をご覧ください。
○集 合: サロベツ湿原センター エントランス 9:45、※午後の場合は13:30
○開催日: ※線で消されている日は定員に達し、受付を終了しました。
8月→ 16(日)AM、16(日)PM、22(土)、23(日)AM、23(日)PM、
29(土)、30(日)AM、30(日)PM
9月→ 6(日)、19(土)、27(日)
10月→10(土)、18(日)、25(日)
※やむを得ない事情により、開催日が急きょ変更になる場合がございますので、
事前にホームページで最新状況をご確認下さい。
○定員5名、1回1組限定(事前申込制・先着順)
○その他: 足元が悪いため、汚れても良い動きやすい服・靴・雨具 ※調査用木道を往復約3km歩きます
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参考までに最近の様子をご紹介いたします。
泥炭産業館や浚渫船前では採掘の歴史と、工場操業時での泥炭の加工方法などについて解説を行います。
館内などでのレクチャーを済ませると、普段は入ることができない調査用木道を歩いて湿原の奥へと向かいます。
木道の両側は四季折々の花々が咲き誇ります。
8月以降になると、タチギボウシやノリウツギなどの夏の花々のほか、
ミヤマアキノキリンソウ等早くも秋らしい花々が咲き始めます。
白く大きな花が目立つノリウツギ、蝶など大木の昆虫も吸密に訪れています。
また、花が終わったツルコケモモやホロムイイチゴ等は早速実をつけている株もあります。
こちらはまだ熟す前のツルコケモモの実です。秋には赤い実(クランベリー)となります
真っ赤に熟したホロムイイチゴの実です。
湿原で生きる動物たちにとって貴重な栄養源となります。
夏の湿原はラン類も多く咲いています。
最近ではエゾチドリやネジバナが見ごろとなっていました。
特に今年は食虫植物のコタヌキモが例年以上に開花し、可憐な黄色い花を多くみることができました。
コタヌキモは”食虫”なのですが、その捕虫方法は独特で、水中の茎に虫を捕えるための罠を持っています。
その他、湿原の中にはヤチヤナギやイソツツジなど独特の良い香りのする植物もあります。
葉を指こすってみてその香りをお楽しみください。
泥炭採掘跡地にでは、採掘後40年ほど経ちますが、植物が育っていない場所があります。
本ツアーでは、参加者にご協力いただき、植生回復のためのネットを設置します。
設置後、何年も経つネットには、ワタスゲの大きな株が生えていました。
最後は水面が残る採掘跡へ。
お天気が良ければ利尻山も見えます。
この採掘跡の水面は渡りシーズンになると、ガン類やハクチョウ類が飛来していることもあります。
7/14に実施した際には、なんとアカエリヒレアシシギが飛来していました。
往復約3km、充実の2時間半のツアーです。※足元が悪いので健脚向きです。
今年は1回に1組限定、定員5名以内となっております。
少しでもご興味をお持ちの方は予定をご確認のうえ、奮ってご参加ください。