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サロベツ湿原バックヤードツアー、好評開催中です!

今年も「サロベツ湿原バックヤードツアー」が開催されています。
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最近のツアーの様子を少しご紹介いたします。館内や泥炭産業館でのレクチャーを済ませ、普段は入ることができない調査用木道を歩いて湿原の奥へと向かいます。

今の季節、木道の両側はエゾカンゾウが綺麗です。

ワタスゲが風に吹かれて綿毛を飛ばそうとしていました。

泥炭採掘の歴史を振り返りながら、細い木道を歩いて進みます。

しっとりと潤ったミズゴケ。足元でサロベツの高層湿原を支えてくれています。

高層湿原には目立たない植物が多いので、しゃがみこんで観察をします。

ちょうどツルコケモモが見頃で、場所によっては小さな小さなピンク色のお花が一面に咲いています。

湿原の中には独特の良い香りのする植物もあります。

トキソウがたくさん咲いている場所もあり、お花好きには天国のようです。

泥炭採掘跡地に着きました。採掘後40年ほど経ちますが、植物が育っていない場所です。

そこに参加者にご協力いただき、植生回復のためのネットを設置します。

昨年、ネットを張った場所では、ツルコケモモが花を咲かせていました。

設置後、何年も経つネットには、ワタスゲの大きな株が生えていました。

水辺ではカキツバタが咲いています。

泥炭採掘の歴史や自然再生の取り組みに触れ、そしてサロベツ湿原の自然も楽しめるのがこのツアーの魅力です。

最後は水面が残る採掘跡へ。

お天気が良ければ利尻山も見えます。

往復約3km、充実の2時間半のツアーです。※足元が悪いので健脚向きです。

今年は1回に1組限定、定員5名以内ですので、お早めにお申し込みください。

ツアーにご興味をお持ちの方は、ぜひご参加下さい!
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