またまた珍鳥・セグロサバクヒタキ飛来
5月5日、サロベツの牧草地に、なんと、国内では観察例の少ないセグロサバクヒタキの
オスが飛来していました。
第1発見者のF氏から情報を頂き見ることができました。
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本種はモンゴルなどで繁殖し、アフリカやアラビア等で越冬することが知られています。
まさに。”砂漠”の鳥ですね。
国内では、渡り期に稀に離島などでごく稀に観察されることもありますが
本土側で観察されるのは極めて珍しいです。
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この個体は牧草地の一角にある堆肥の上で採餌をしていました。
恐らく、小さな虫などを食べていたのでしょう。
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尾羽の先端部の黒色部が漢字の「山」のように見えることが特徴ですが、
何とか見ることもできました。
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ところで、今年の渡りシーズンは、アオガンやマダラチュウヒなど例連以上に、
珍鳥たちが相次いで確認できました。
国内では観察鵜記録の少ない珍鳥たちでも意外と人知れず通過しているのかもしれません。
川﨑