【報告】 サロベツ湿原スノーシューハイクを開催しました!
令和2年2月16日(日)にサロベツ湿原スノーシューハイクを開催しました。豊富温泉に湯治滞在されている方や地元の方、稚内市からの参加もあり、10名の参加がありました。 ※本イベントは豊富温泉活性化協議会「元気な湯治体験プログラム事業」の一環としてNPO法人サロベツ・エコ・ネットワークが企画・運営しています。
最初にサロベツ湿原センターでサロベツの四季を紹介する映像『躍動のサロベツ』を鑑賞しました。こちらの映像はエゾユユキウサギの生活史について良く分かる内容なので、この時期は特にオススメです。
スノーシューを履いて準備ができた参加者は、いよいよガイドの案内で冬の湿原へと出発! この冬は雪が少なく、湿原の上や森の中は歩けないため、木道の上に積もった雪の上を歩いて進みます。
早速、雪の上にキタキツネの足跡がありました。
何かあると立ち止まって、ガイドが解説を行います。
こちらはエゾカンゾウの実のあとです。たくさん花を咲かせていたことが分かります。
木道を半分ほど進んだところで、ようやく湿原に降りることができました。
地平線まで見渡すと、サロベツ湿原の広大さを感じられます。
いつもは雪に覆われて見えないはずのベンチもしっかり出ていました。驚くほどの雪の少なさです。
こちらはエゾユキウサギの足跡。林の方へと続いています。
遠くの方を眺めたり、何かないかと目を凝らしながら、雪が積もった湿原の上を歩き回ります。
普通の年にはまずお目にかかれないほどたくさんの植物が雪の上に顔を出しているので、不思議な感じがします。
枯れていても名前は分かるのですが、今回は種類がたくさんあり過ぎて、紹介しきれないほどでした。
ツアーはいよいよ後半へ。みんなで展望デッキを目指します。
展望デッキではココアを飲んだり、お菓子を食べて休憩しました。今回は焼きマシュマロもして好評でした。
最後は林の中を通ってセンターに戻ってきました。あっという間の1時間。 サロベツとしては風も穏やかで、冬の湿原を気持ちよく散策できたのではないかと思います。
ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。