【報告】JPR活動「世界湿地の日特別企画!湿地ゲームを作ろう!」
1月25日(土)、環境省子どもパークレンジャー(JPR)活動「世界湿地の日特別企画!湿地ゲームを作ろう!」を開催しました。
※世界湿地の日とは?(WIJホームページ)
※環境省子どもパークレンジャー活動とは?(環境省ホームページ)
今年度は全7回幌延町の子どもたちと合同で開催しました。(活動紹介リンク)
①「サロベツ湿原の下の世界!?を学ぼう!」
②「幌延ビジターセンターで長沼を知ろう!」
③「クッチャロ湖ラムサール条約湿地30周年記念事業 子ども交流会」
④「サロベツ原野!秋の渡り鳥観察会!」
⑤「サロベツ自然再生活動!ササ刈り体験」
⑥「サロベツのエゾシカを知ろう!!」
⑦「世界湿地の日特別企画!湿地ゲームを作ろう!
(企画運営:NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク・遊び研究所とんこり堂)
今回はふりかえりの回だったので、どんな活動をしたのか活動写真を見ながらふりかえりを行いました。湿地ゲームはスゴロクを作りました。子どもたちにはスゴロクに書いてある問題に沿った絵を書いてもらいました。
スゴロクで止まるマスには様々な問題が書いており、いずれも今年の活動をふりかえることができる内容の他、サロベツ湿原に関わる〇×クイズや選択問題などがあります。問題に答えて正解すると、チップがもらえます。チップの単位はWETLANDにちなんでwetです。
不正解だとチップを没収します。その他「木道から降りて歩いた」、「湿原の花を採取した」、「キツネに餌をあげた」といったペナルティの問題に止まってしまうと、wet没収や最大6マス戻ってしまうところも作りました。内容はこれくらいにしておいて、いざ実践してみると子どもたちは大盛り上がり!
これは何?(正解:泥炭 +1wet)
木道にゴミを捨てた!(-1wet)
ヒシクイの鳴き声をマネする!(マネすると +1wet)
鹿の角を頭に付けて記念写真!
問題に正解してたくさんwetを稼ぐ子、ペナルティの場所に進んでしまい中々進まない子、中々進まないけどその分wetを稼ぐ子など様々なパターンが見受けられました。
通常スゴロクは1番早くゴールした人の勝ちとなりますが、今回は最後にwetチップを持っていれば湿地とたくさん関わったね!ということにしました。
スゴロクをした後は、JPR新聞として学んだことをまとめた他、湿地の日のポスターにサロベツ湿原で生息する生き物スタンプを押して、絵の付け加えをしました。
チップの単位をwetとしてWETLANDを紹介できたのはとても良かったです。またスゴロクを通して活動の振り返りができた他、改めてサロベツ湿原のことを知る機会となっていたようです。
サロベツ湿原を知ることのできる、また大人から子どもまで楽しめる湿地ゲームとして、たくさんの方々に紹介していけるようゲームを完成させていきたいと今後の可能性を感じることができました。