雪原の狩人・ケアシノスリ
雪の少ない今シーズンですが、冬鳥たちは着々と渡ってきています。
その中で雪化粧をした海岸沿いの草地沿いには、冬の猛禽ケアシノスリが飛来していました。
本種は年によって飛来数の増減が大きいのですが、
今年は例年より多くの個体が飛来しているようです。
ノスリと比べても、より白っぽく美しいです。こちらでは砂丘の上で休んでいました。
そんなケアシノスリの十八番はホバリング(低空飛翔)です。
エサを探す際にピタッと空中の一か所に停止して地上のネズミ類などを狙います。
この時は羽ばたいていたも頭の位置はほとんど動いていないのが分かります。
ケアシノスリは積雪量が多くなると、エサが取りづらくなる為、
より積雪の少ない地域へ移動してしまうようです。
今季はどのくらい個体が越冬してくれるのでしょうか?
川﨑